モンテッソーリ教師

コーチング, モンテッソーリ

実は、この4月からある学校に通い始めました。

何の学校か?
モンテッソーリ教師の国際ディプロマを取得するための学校です。
3歳-6歳の幼児教育について学びます。(新型コロナで現状はzoomでスタート)

備忘録も兼ねて、なぜ通い始めたかと言うというキッカケを書いておきたいと思います。

現在私は、仕事として人材開発や組織開発などに取り組んでいますが、
その中の一つで、NLPコーチングと言う手法を活用しています。

NLPコーチングでは、その人自身が、既に望ましい自分になるためのリソースを持っているという考え方がベースになっています。
そして、コーチはその人が望ましい自分になるための支援をするという役割になります。

その中で、実際にコーチングを行なっていると、しばしば幼少時代の事が大人のその人に影響していることが見て取れます。本人の記憶にないようなことも含め、幼少期というのは思った以上に長く人生に影響するのだなとを感じていました。

例えば、子供の頃、好奇心を持っていたずらをすると、ひどく怒られるという事が繰り返しされていると、大人になってからもチャレンジすることが怖くなってしまったりします。

会社でリーダーという役割になり、より大胆にチャレンジしたいし、会社からもそれを求められている。しかし、本人の中では、無意識のうちに「チャレンジする」=「怒られる」が結びついてしまっているので、頭ではわかっていても何故か踏み出せないなんてことが起こったりもするのです。

コーチングの中の一つのアプローチとして、このような本人にとってネガティブな結びつきがあればそれを絶ったり、望ましい結びつきに変えていったりする支援をすることなどもあります。(あくまで一つのアプローチ)

前置きが、長くなりましたが、それだけ幼少期の影響は大きいということなのです。

そんな折、私にも子供ができ(今は1歳になりました)、子育てのことも考えなければといったタイミングが訪れました。

子供の教育のことは全く知識がなかったので、いろいろな方の話を聞きに行ったり、保育園に見学に行ったりしました。そんな中でモンテッソーリ教育に出会ったのです。

モンテッソーリ教育というと、最近では将棋の藤井聡太さんや、Google・Amazon・Facebookの創始者などが受けた教育で、なんだか特別な教育とのイメージを持つ方も多いかもしれないですね。

私もそんなイメージを持っていたのですが、初めて話を聞いたときの第一印象は、「コーチングと一緒じゃないか!」でした。

もともとモンテッソーリという人は、イタリアで最初の女性医師の1人です。
彼女は、精神病院での障害児教育や、ローマのスラム街での教育を通して、そこから子供を観察し、発達の本質を見出して、それを教育メソッドとして確立していきました。

「子どもには、自分を育てる力が備わっている」を前提としていて、それを支援していく方法がモンテッソーリ教育と知り、なるほど、そこがコーチングと一緒なのかとうなづきました。

初めは、モンテッソーリの保育園に子供を通わせるのもいいかもしれないなどといったレベルでしたが、俄然興味がわき、いっそ自分ができるようになればいいではないか!と思い立ってしまったのです(笑)。

実際教師養成の学校を見学しに行った時(新型コロナ前)に、教師トレーニングの様子も拝見しましたが、その時は、数を感覚で捉える授業をしていました。

NLPコーチングでも感覚やイメージを取り扱うので(これはNLPの特徴)、
これまたビックリ!!

これはやるしかないと、通うことに。
因みに、修了要件が非常に厳しいので卒業できるか不安です…(笑)。

大人の人材育成やコーチング、子供の教育と様々に学びを往き来することで、色々見えてくるのではないかとワクワクしています。

実際、今は人間の傾向性(ドライブ)というものついて学んでいるのですが、これって会社の組織作りと重なるな!とか、実社会ではこの部分が難しいのよねとか、色々見えてきています。

本当は、今日ここについて書こうと思っていたのですが、長くなったので一旦終わり(笑)

また書きます。

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